2004年 12月 11日

実はコイズミ自民党補完勢力の共産党

◆北朝鮮について、いまだに話しあいが必要云々を唱えている「有識者」がいる。この2年間同じことの繰り返しだったではないか。いったい何度金正日に騙されたら気が済むのだろう。なかでも日本共産党はこの前の衆院拉致特別委における「政府に経済制裁の検討を求める決議」も棄権し、なお対話路線の継続を主張している。対話を否定するものではないが、対話専一の外交がきく相手ではない。まるでサル以下の学習能力だ(苦笑)。そもそも国会で拉致問題に先鞭をつけたのは共産党であり、いちばん北朝鮮に強硬姿勢であった。それが北朝鮮党指導部との和解を契機に態度を転向し拉致問題を追及した職員を除名するまでに至っている。まるで党利党略そのものだ。民主集中制を撤廃しないかぎりこのままでは自壊一途だろう。b0036803_17255441.jpg
 いっぽうで日本の核武装を堂々と求める声もでている。これは若い人に多いようだ。軍事力がないとなめられっぱなしでどうにもならんという思いだろうが、恐ろしい発想で将来原爆体験世代が亡くなった後が心配だ。共産党がコイズミ自民の補完勢力になって、北朝鮮(および黒幕の中共)が核武装論者を援護している。「敵の敵は味方」の世界でまるでマンガじゃないか。
◆【読書】「堕天使は地獄に飛ぶ」 マイケル・コナリー 古沢嘉通訳 扶桑社ノベルズ
 ハリー・ボッシュもの6作目、図書館で借りて一気読み。それにしても2200円は高すぎ、版権が高くついたのだろうか。後ろの解説もしょぼいというかお粗末。なかみは「人種差別」がらみの微妙な題材をたくみにさばいており面白い。原題は「エンジェルズ・フライト」、殺人現場であるロサンゼルス街中にあるケーブルカーの呼び名であるが、二重の意味がこめられている。それにしても、レギュラー出演アービング副本部長の役割がまだよく分からない。ボッシュの仇敵であり理解者のようでもある。子飼いの部下が再三不始末をしでかしても安泰だし、不思議なキャラだ。それより、エレノアとはどうなるんだろう、こっちのほうがよほどミステリかもしれない。
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by chaotzu | 2004-12-11 23:59 | 時事


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