2004年 12月 16日

ことしのラスト感動はザスパ草津

◆きのうのサッカー天皇杯、JFL3位のザスパ草津がJ1優勝の横浜マリノスを破ったが、三軍が一軍に勝ったようなもので欣快至極。しかも草津は9人で延長戦を戦っている。ザスパ草津といえば、ありていに云ってJリーグの落ちこぼれである。もう選手を引退してもいい。それが草津温泉の旅館従業員などをしながら。なおサッカーをあきらめずに頑張っている。昨年の天皇杯では高校生チームに負けた。平均の月収は13万円、その「負け犬」が日本のトップチームに勝ってしまった。ゴールキーパーの小島選手は38歳で頭はだいぶ白くなっている。同選手が傷めた足をひきずってプレイするシーンには思わず涙をこぼしそうになった。世の中こういうことがあるからまだ捨てたもんじゃない。b0036803_18585421.jpg
 サッカーでは中国であったアジアカップ対ヨルダン戦のPK合戦もすごかった。それに比べプロ野球の体たらくはなんだろう、別に草津の月収13万円を見習えとは云わないが、経営者も選手もなにか呆けているとしか思えない。ことしはうならせる試合はあまりなく、スト騒動とナベツネの放言がいちばん目立ったが、長年の野球ファンとしてさびしいものがある。長嶋一茂のなんとか補佐就任ってなんだろね、ピンボケの経営感覚としかいいようがない。もう企業がプロ・スポーツを丸抱えする時代ではないことに目覚めるべきだ。
◆【読書】「夜より暗き闇」 マイケル・コナリー 古沢嘉通訳 講談社文庫
 ハリー・ボッシュもの7作目、「わが心臓の痛み」の元FBIマッケイレブとの共演だから、ボッシュ外伝になるかもしれない。8作目の早川書房「シティ・オブ・ボーンズ」が先に出版されているが、未刊行の9作目はまた講談社らしい。もういい加減にしてほしいよ(苦笑)。翻訳者が変わらない分まだましかもしれないが。
 こんどはあまりロス市警は表に出ず、おなじみボッシュと内部監察との確執もなし、恋愛要素もなしであるが、それでも達者なものだ。ダ・ビンチと同時代の画家ヒエロニムス・ボッシュの絵がテーマになっているが、主人公と同名だしいつか出てくると思っておりました。
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by chaotzu | 2004-12-16 19:09 | 時事


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