マイ・ラスト・ソング

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2005年 01月 14日

コーポレート・バカザンス?

◆恒例の大学生就職人気ランキングが発表された。最近の若者もいろいろよく考えているねと微苦笑ものであるが、基本の大樹信仰は相変わらずである。しかし企業の20年、30年先のことは実際のところ分からない。それはなによりこのランキングの変遷をみると明らかだろう。それよりも“鶏口となるも牛後となるなかれ”の精神で人生にチャレンジしてほしいものだと思う。
 それでも何か安定就職先の検討材料にしたいとなれば、株式投資におけるSRIファンドの考え方が準用できると思う。これは社会的責任投資というもので、財務状況等の外形数字のみならず、社会貢献度や環境面への取組みも評価するものである。これで高い評価がつけられる企業は長期的にみれば、成長度も高いとしている。
 コーポレート・ガバナンスの成熟度もそこに含まれるもので、日本語では「企業統治」。何やら難しそうであるが、自分なりの理解では、経営者の暴走に歯止めをかける装置すなわち猫の首に鈴をつける仕組みである。これが頼りない企業は投資対象としてはどうも不適格ではないかということになる。例えば経営者が社内で神様みたいになってしまい、誰も意見できないような会社、俗に○○商店とか云われるようなところである。生身の人間である以上、連戦連勝の経営判断がどこまでも続くという保証はないわけで、そのうち大きな地雷を踏むことになる。近場の例でいえば、「ドン・キホーテ」「ダイエー」「西武鉄道」などがそうか。
 しかし、上場会社はそのような投資家の外部圧力が働くという点で、まだましなほうかもしれない。社外取締役(ご意見番)や監査法人という仕組みもある。この点、非公開の会社や協同組合、特殊法人などのコーポレート・ガバナンスははるかに立ち遅れている。いま現在でいえば、NHKがその最たるものだろう。
b0036803_21194526.jpg◆【ビデオ】「底抜け西部に行く」 1956年アメリカ映画
 ジェリー・ルイスとディーン・マーチンの「底抜けコンビ」はこれまで全然みたことがなかった。この前NHK・BSの映画特集番組(底抜けにつまらない番組だった)で江守徹が一押ししていたので、いっちょう観とこうかと録画しておいたものだが、はっきり云ってさっぱり面白くなかった。ルイスの「ギャグ」がなんとも古臭いのである。双葉十三郎は別の映画のルイスを「奇形児的な騒々しい阿呆ぶり」と酷評しているがさすがの慧眼である。ただ日本の昭和30年代テレビ・コメディにはまちがいなく影響をあたえている。
[追記]脚本はシドニー・シェルダンである。後年、あのアカデミー出版のベストセラー作家である。冒頭のクレジットで一瞬びっくりしましたね。まあシェルダンだから面白いということではないですが。
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by chaotzu | 2005-01-14 21:29 | 時事


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