マイ・ラスト・ソング

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2005年 01月 26日

【ビデオ】「ロスト・チルドレン」 おそまつくんも登場

◆1995年フランス映画
 「エイリアン4」や「アメリ」に先立つジャン・ピエール・ジュネの監督第二作目。ひと言にすると“奇妙な味”。自分的には少年窃盗団は「オリバー・ツイスト」、少女と魁偉巨人のカップルは「レオン」を連想するものがあった。b0036803_21313834.jpg
 細部まで凝りまくった映像で、動物を駆使したシーンはとくに愉しめる。CGののみ、ネズミと猫をつかったドアの開錠、カモメをあんなふうに利用した処刑場面など、よく思いつくものだと感心。双子老婆の食事シーンは何度見ても面白くいちばんの見せ場だろう。それに常連ドミニク・ピノンのクローン人間5人組(まるでおそまつくんみたいだが)はどうやって撮影したんだろうか。とにかく見せ場たっぷりで、映画同様に満腹してゲップで終了しそうである。
◆しかし、あれこれ細かいシーンに目が奪われてしまうほど、物語の全体像がつかめなくなってしまう。なんというか、よくできた見世物小屋を見物しただけということになりかねない。だから、個人により好き嫌いが別れるかもしれない。自分としては、「アメリ」のほうが話の起承転結はよく出来ていると思う。
 あと、子役は実に可愛い、とくにいつも食いしん坊の男の子が面白い。ヒロインの少女役ジュディット・ビッテは子役当時のナタリー・ポートマンを凌駕していると思うが、10年経った現在、どうなっているのだろう。
◆おまけ→オープニングでかの名優ジャン・ルイ・トランティニアンがクレジットされたので、さてどんな役でご登場かと注目しておりましたが、あれあれなかなか出てこない。その「なぞ」は最後に解き明かされます。
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by chaotzu | 2005-01-26 21:42 | 外国映画


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