2005年 02月 04日

【ビデオ】 「ロルカ、暗殺の丘」 驚きの結末

◆1977年スペインーアメリカ映画
 スペイン内戦時に起きた詩人ロルカ暗殺事件の謎を追及するはなしである。フェデリコ・ガルシア・ロルカのことは全く知らなかったので、ひとつ勉強になりました。b0036803_22365863.jpg
 ただ、この映画は歴史ものにとどまらず、よく出来たミステリー映画になっている。その点はアンジエイ・ワイダ監督の「大理石の男」とよく似ている。物語時点の1954年と内戦が勃発した1936年の回想シーンが交互に繰り返されるので、はじめは分かりにくいが、途中からぐいぐい引き込まれ、結末は衝撃的である。
 ロルカ役のアンディ・ガルシアも幅広い役者だ。ぶち切れキャラかと思っていたら静謐な役も達者なんだなと感心する。
 しかし、内戦をテーマに何作もの映画がつくられているが、スペイン人の心に残った傷痕には毎度痛ましいものがある。
 映画のラスト。
 「いつのことだろう、あれほど明るいアンダルシア人が再び生れるのは…
 彼の気高さを嘆きの言葉で歌おう
 オリーブの木立に吹く悲しい風を思い出す」
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by chaotzu | 2005-02-04 22:42 | 外国映画


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