マイ・ラスト・ソング

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2005年 02月 07日

「絶叫娘」シャラポワそして漫画「Happy!」

◆本日の朝日朝刊一面はなんと東レテニスで優勝したシャラポワ選手の写真入り記事、たいしたものだ。テレビ・ニュースでみると、試合中はもう絶叫しっぱなしであるが、いったいなんと叫んでいるのだろう。“ヒャー”“ウォーッ”“カモーン”いろいろあるようだ。千駄ヶ谷まで行って、生録しとけば商売になったかもしれないなとつい不埒なことまで考えてしまう。
 「シャラポワ生絶叫」CD-Rに仕立てたらどうだろう。一種のブートログである。福原愛ちゃんの“ターッ”かあるいは“サーッ”もつければよいかもしれない。世の中にはいろんなご趣味の方がいるので、日本橋あたりにもっていけば商売になるかもしれんとおじさんの妄想がつのること。ボーナス・トラックで細木数子の“地獄に落ちるわよ”もつけるので勘弁してくださいな(汗)。
◆こんどは真面目なはなし。
 浦沢直樹の漫画「Happy!」は、薄幸のテニス少女、海野幸の成長物語であるが、とにかくこの健気な貧乏少女をとことん苛め抜き、一時はホームレスにまで追い詰めるというので、漫画ファンの評価も二分されている。コメデイーでありながらとても笑えない、性格最悪のライバル・キャラ竜ヶ崎蝶子が好かんなどである。→蝶子ちゃんはある意味爆笑キャラでもあったと思いますが、それは人それぞれかな。b0036803_2182180.jpg
 それはともかく、現実のシャラポワ選手はこの漫画をもう超えている。ロシア人で紹介されているが、実際は英語がメインのフロリダ娘である。ここまで至るには、同年代の日本人少女ではとても経験できない人生があったはずだ。
 チェルノブイリ事故の余波で極寒のシベリア生れ、6才にしてテニスで一旗あげるべく父親とアメリカ・フロリダに移住しているが、そこからしてバクチだ。経済的に富裕とはいえない貧乏父娘にはかなりの苦労があったろう。まして言葉も通じない外国であり、かつての仮想敵ロシアの出身である。この点「Happy!」の主人公海野幸は日本語環境での苦労であり、理解者や擁護者もいた。
 試合中の絶叫はとても上品とはいえないが、異国で成長した人間のなにくそ根性というか負けじ魂がこめられているようだ。なみの17歳であるはずがないか。
 日本人では、プロ・ゴルファーの横峯さくら選手が比較的近いキャラかもしれない。どちらも父娘の親子鷹だ。そういえばレスリングの浜口選手も同じだ。
 「巨人の星」はいよいよ遠くなりにけり。
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by chaotzu | 2005-02-07 21:16 | 時事


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