2005年 02月 15日

ホリエモンはトリックスター?

◆フジテレビvsライブドアの「仁義なき戦い」、株価動向をみるかぎり、買占め側のホリエモン(以下「ホ氏」)が苦境にたったようだ。ホ氏に対する世評も芳しくない。リーマン・ブラザースからのリスキーな資金調達手段(MSCB)や時間外取引を使った奇襲攻撃的な株式取得手口の評判がよくないようである。さらに乗取り屋、虚業家の声もある。たしかに行儀がよくない面はあるかもしれない。b0036803_2233740.jpg
しかし、東証マザース上場会社の経営者に月並みな社会通念を期待してもな(笑)。それに社会が変革していくなかで、ホ氏のような「かき回し屋」も時に応じて必要かなと思わぬでもない。
 ことの発端はフジテレビとニッポン放送のいびつな株式関係にある。過去に財界の重鎮がフジ・サンケイグループの私物化を狙って、ニッポン放送に持ち株会社の役割も担わせた。いってみればそれをここまで放置してきたことのつけが回った側面もあるのではないか。
いまプロ野球がニリーグ12球団を維持できているのもホ氏の「功績」だろうし、誰か応援してやる人はいないのかな。
◆最近痛感することであるが、「もっとお金が欲しい」「女にもてたい」とかの生臭い欲求が実際に社会を動かすうえでの原動力かもしれない。「世のため人のため」とか「世界人類の幸福を願って」なんて美辞麗句は後からついてくるもので、天の岩戸を開けるときは、行儀の良し悪しなんて云ってられない。いや、別にホ氏をそうきめつけているわけではないんだけど。
◆省みて自分のこれまでの人生はというと、実にちっぽけなものでなさけない限り。せいぜいお酒関係の業界に少々の「寄与」をしたかもしれないが、家族からはひんしゅくものであった。それに比べて、自分よりはずっと若いホ氏のほうが、よほど社会を動かしている。
 うろ覚えであるが、ホ氏の元共同経営者(名前忘れた)の人は20何億円の莫大な私費で宇宙旅行をするそうだ。ホ氏も株式公開で一攫千金のIT長者で悠々自適の身であろうに、なお商売意欲をたぎらせている。自滅するかもしれないがそれはそれで見上げたものだと思う。
[PR]

by chaotzu | 2005-02-15 22:13 | 時事


<< 【NHK・BS】「自転車泥棒」...      いつまでも長嶋さんじゃないのに >>