マイ・ラスト・ソング

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2005年 02月 17日

ニフテイの思い出

◆ニフテイがとうとうパソコン通信を終了する。いちおう来年の3月末をもって終了の発表であるが、現在の利用者は2万人ということであり、最盛期の300万人を思えば事実上休止も同然なんだろう。あるいは“えっ、まだやってたの”と思われる方もいるかもしれない。実は小生もそうである。b0036803_21482883.gif
 10年ほど前はじめてパソコンを購入したとき、ついていたニフテイの無料券がパソ通体験のきっかけであるが、大半のひとも同様だったのではないか。時間制の課金負担があったので、ディープな利用者ではないROM専門で、専用の巡回ソフトが必需品だった。その頃がパソ通の全盛期だったかもしれない。あっという間にインターネットに代替わりしてしまったが、文字だけの情報にもそれなりの味わいはあった。パソコン関係のフォーラムにはだいぶ教えてもらったし、ほかにも優秀な常連さんがこまめに情報をアップしてくれるフォーラムもあった。フリーソフトの入手などそれなりに重宝したものである。また著名人が登場することもあった。唐沢俊一氏なんかは会議室も持っていたのではないか。
◆いわばインターネットにおける2ちゃんねるの先駆的存在だろう。しかし匿名の2ちゃんねるよりも、固有のハンドル名を使うパソコン通信のほうが節度はあったように思う。少なくとも「便所の落書き」みたいなコメントは少なかった。もっとも、会員間のバトルが勃発するのは同じであり、それを楽しみにするフォーラムや内輪のパティオもあったぐらいである。残念ながら、会員数の増加に比例してバトルも増えたあげく、ついには訴訟沙汰になるケースも出てきたりする。同時並行でインターネットへの移動も加速していき、フォーラムの勢いも衰えていくのである。この辺り「ニフテイ帝国衰亡史」としてまとめれば、面白い読み物になるかもしれない。実際に「電車男」をしのぐストーリーもあったのではないか。
◆パソコン通信のウリとして「オフ会」なるものもあった。フォーラムによっては、合コン的雰囲気もあったかもしれない。なにしろ女性の参加者が少なかったので、女性名のハンドルは大事にされていたようで必ず白馬の騎士気取りの奴が出てくる、実際は男だったかもしれないのに(爆笑)。
 オフ会には一度も参加したことがなくその気も全くなかったが、フォーラムによってはよく告知されていたようだ。いまから思えば、いちど覗いてみてもよかったかもしれない。会議室によっては気恥ずかしいハンドル名が跋扈していた。例えば「鬼畜」さん「縄極道」さん「浣腸」さん「○○責め」さんなんかが常連のオフ会なんかがあるとすれば、どう進行していたのだろうか興味がなくもない。「キャサリン」さんや「メーテル」さん、「オードリー」さんなんかは素顔を見ないほうがよかったかもしれん、いや怖いもの見たさもあるかな(笑)。
 いずれにしても、パソコン通信は一時代を画してそれなりの使命を果たしたことは確かだろう。まだ終わってはいないが、最後までまっとうされるシスオペ諸氏にはご苦労さまでしたと云いたい。
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by chaotzu | 2005-02-17 22:04 | 時事


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