マイ・ラスト・ソング

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2005年 03月 01日

【DVD】「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 エクスペクト・パトローナム!

◆レンタル店で新作指定が解除されていたので早速借りる、もう次作品「炎のゴブレット」が話題になっており、周回遅れもいいところだが、おじさんとなればこれぐらいでも平気である。
 さてハリーもはや魔法学校の3年生になって、1作目の子供々々した印象からは脱皮しかけている。なんか将棋の羽生王将にみえぬでもない、ハブ・ポッター(笑)。友達も同様であり、いったい最終の7年生になったらどこまで成長するのか、とくに女の子のハーマイオニー(エマ・ワトソン)の変貌ぶりは如何など余計な心配をしてしまう。いや妙な趣味があるわけじゃありません。
 まあ実年齢になるべく近づけて製作するとなると、スケジュール調整からしてたいへんだろうなと思ってしまう。いっぽう豪華脇役陣のほうは年とるいっぽうだ。お気に入りのマギー・スミスなんかはもうバアサン化がはげしく進行しており、ちよっぴり辛いものがある。それと、エマ・トンプソンの化けっぷりには驚いた。ビン底メガネをかけて、まったくだれだか分からない(笑)。b0036803_2053980.jpg
◆はなしのほうはまあ面白いの一語、エンド・クレジットの最後まで片時も飽きさせない。それにしても、ガリバー旅行記や指輪物語もイギリス産であり、ドリトル先生やコナン・ドイルもそうだ。同国でなぜ著名なファンタジーが次々に創造されるのだろうか。気候風土や北欧神話の影響などいろいろあるかもしれないが、自由に思考できる市民社会が歴史上早い時期に形成されたことが大きかったのかもしれない。長らく農奴制が続いたロシアはドストエフスキーを出したが、イギリスはトールキンを出した、あまりに対極的である。ちなみに封建制でおまけに鎖国までした日本は滝沢馬琴どまり、鎖国なかりせば事情はだいぶ変っていたかもしれない。
 さらに原作者のローリングはファンタジーのみならずミステリ趣向も加味している。これもイギリスのお家芸である。実際ハリポタはミステリだと思う。もっとも原作本は重すぎてとても読めないのだが(汗)。
◆もうひとつはCGのものすごさである。ここまでくるとアニメはもうお役ごめんになるのではと思わせるほどだ。実写映画で表現出来ないものはもうないかもしれない。リアルさや迫力では生身の人間が演じるほうが勝っているだろうし、これからアニメ映画が生きのびるのは、たいへんだろうなとつくづく思ってしまう。
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by chaotzu | 2005-03-01 23:59 | 外国映画


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