マイ・ラスト・ソング

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2005年 03月 18日

【ビデオ】「愛情物語」 アメリカの幸せな時代

◆1955年アメリカ映画、全然観ていなくともなんだか観たような気になる、それほど日本人に馴染まれた有名映画、だから一度は観ておかねばなるまい。b0036803_2152337.jpg
 思い込みというのはこわいもので、今まで長い間勘違いしていたことがふたつ。
 ・白黒映画だと思っていた→カラー映画だった。
 ・夫婦愛がテーマだと思っていた→前半は夫婦愛、後半は父子愛の二段構成だった。
いまならば、リメイクするのも気恥ずかしいほどの、お涙頂戴ストーリーと役者の大げさな芝居がやたら目立つクサい映画と酷評されるかもしれない。見どころといえば、タイロン・パワーのピアニストぶり(指演技)とラストの父子によるビアノ二重奏が息子のソロに切り替わる場面ぐらい。
 しかしそれが泣かせるんだなあ。
なんといっても、カーメン・キャバレロによる主題歌“ツー・ラヴ・アゲイン”の魅力、そしてそれも含めてハリウッド黄金期の映画のすばらしさ、人間賛歌を感じさせるのである。(人種差別などの暗部はいちおう脇においといてである、為念)
それと原題は「エディ・デューチン物語」であるが、これを「愛情物語」にしたセンスがすばらしい。
◆1950年代が、アメリカのいちばん幸せな時代だったかもしれない。第二次大戦の戦勝国としての高揚気分と最新文明を謳歌する生活そしてばら色の明るい未来、この映画に出てくる大都会ニューヨークのリッチさはどうだろう。まさに“What a wonderfull world”のイメージがあって成り立つ映画だと思う。
 いまは、残念ながら“What a fuck'n world”だ。
 ニューヨークなんかちっとも行きたいと思わない(苦笑)。
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by chaotzu | 2005-03-18 21:53 | 外国映画


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