2005年 03月 21日

【散策】神戸・灘御影の「酒蔵」めぐり

◆久々の青空全開、好天気の一日。家にいるのはもったいないので、酒蔵巡りのスタンプラリー企画にのる。花粉がすごいようで、あちこちマスクの人だらけである。
 JR六甲道駅から南へ、阪神電車の新在家駅を通り過ぎて国道43号線沿いに東へ行くとすぐに高嶋酒類食品の「甲南漬武庫の郷」、ここは漬物屋さん。メインの甲南漬とは奈良漬のことである。お目当ては旧社長宅の座敷でいただくお昼の定食(税込945円)、釜炊きのご飯に味噌漬け鰆焼、それに漬物とかつてありふれた典型的日本食ながら、これが実に旨い。価格もリーズナブルであり、前日までの予約が面倒であるがその値打ちは十分ある。
 食後、資料館をのぞくと大正時代の雛飾りを陳列している。水屋や台所のミニセットも展示しているが、子供のままごと用とは思えぬ造りであり、昔の金持ちってほんとにすごいな。b0036803_21435223.jpg
 さらに南東方向に下って、臨海部の木村酒造「酒匠館」に行く。ここはNHK朝の連続ドラマ「甘辛しゃん」のロケ現場になったところである。もっとも撮影は玄関だけで、ドラマに使われた酒蔵は滋賀県愛知川町の藤居酒造である。残念ながら、灘で昔の酒蔵はほとんど残っていない。オートメ工場化の進展と阪神大震災のせいである。ドラマのほうも樋口可南子のお母さんしか憶えていない(笑)。酒匠館そのものは、地味でたいしたことないが、ゆっくり寛げそうな雰囲気である。
 最後は北に戻って、「神戸酒心館」(旧福寿酒造)。酒蔵関係ではここがいちばん繁盛しているようだ。震災後再建された四つの蔵はそれぞれ、福寿蔵(醸造棟)、東明蔵(利き酒、物品販売)、水明蔵(レストラン)、豊明蔵(酒心館ホール)になっている。目玉は豊明蔵である。木造の小ホールで落語会やジャズ・コンサートなどやっている。客席とステージが近いので、演者のパフォーマンス、表情等を身近にみられる。しかも途中で利き酒タイムもあり、お酒を呑んで落語が聴けるという酒呑みにはたまらない有難さである。もっとも自分は残念ながらそうもいかない。昨日は美人チェンバリストの曽根麻矢子さんのコンサートがあったらしい、これまた残念。
 もうひとつ、東明蔵で販売している食材も全国各地の地場産品を取り寄せており、百貨店顔負けの品揃えである。けっしてお店の宣伝ではないが、これだけの商品を仕入れる手間でもたいへんだと思う。石垣島の一味なんかもおいている。湯浅のカレー醤油?と軽井沢のにんにくペーストをつい買ってしまう。
 帰りは阪神の石屋川駅、午後の4時間コース、ゆっくりゆっくりの散歩だが、次は花見に行くとするか。
[PR]

by chaotzu | 2005-03-21 23:59 | 身辺雑記


<< カーチス・ルメイという軍人      【ビデオ】 「誰も知らない」 ... >>