2005年 04月 02日

【DVD】 「トレーニング・デイ」 珍しい黒人ワル役映画

◆2001年アメリカ映画、パトロール警官から麻薬取締担当に引き上げられた新米刑事(イーサン・ホーク)の初日を描く。b0036803_21502011.jpgタイトルどおりの内容であるが、これがいやはやなんともたいへんな「新人教育」。ホークはご難つづきの役をよく演じている。相方のベテラン刑事を演じるデンゼル・ワシントンも達者だし、他の俳優さんもみんなうまい。ロサンゼルスには二度と行きたくないと思わせるほどだ。それにしても、ロスって、こんなに治安が悪いのかな。以下ネタバレ注意





◆ワシントンがとにかく「悪徳」刑事を気持ちよく演じている。缶ビールを飲みながら運転する、インチキの捜索令状で押し入ってお金を取り上げる。大物売人(これがなんとスコット・グレン)と仲良く酒を飲み交わしていると思えば、平然と射殺して大金を奪う、もうメチャクチャ(笑)。だけど、なかなか底をみせないので、ひょっとして実は善玉刑事で偽装かと思わせてしまう、そこの芝居が実にうまい。結局、その興味にひっぱられて最後まで見るが、とうとうやりきれないままで終わってしまう。こんなのありかーという映画。いちおう面白いんだけど、抒情とか余韻とかはさっぱり、あっけらかんとない。
◆それにしても、ここまで黒人が本格ワルをやる映画はあまりみたことがない。黒人主役かつ黒人監督だからこそ、出来たかもしれない。アカデミー主演男優賞だから、そのかいは十分あったのだろう。
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by chaotzu | 2005-04-02 21:53 | 外国映画


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