マイ・ラスト・ソング

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2005年 04月 07日

ケータイがルール社会を破壊している

◆写真は、近鉄電車の車内啓発ポスターである。「アウト」、「セーフ」にはじめはなんだと思ったけど、なかなか洒落れている。ところが、この前で堂々とケータイでしゃべっているひとがいる。実に残念なことだが、もしかすると、ポスターの意味が分からないかもしれん、……そんなことないか。b0036803_21462595.jpg
 で、以下はケータイを目の仇にしているわけではないし、電磁波がどうこうというはなしではない(念のため)。
◆電車内でのケータイ使用ルール、現在のところ、優先席付近は電源OFF、それ以外はマナー・モードで通話自粛になっている(阪急は優先席がないので、電源OFF車両を設定している)。だから、優先席近くでなければメールはOKである。以前の全面OFFルールに比べて現実的になっていると思う。実際のところ、いちいち電源をさわるのは面倒である。だから、わたしも優先席には行かないし、もとより優先席はお年寄りや障害者、妊婦の方などのためにある。
 ところが、その優先席でメールどころか通話まで平気でする輩がいる。つけ加えると着信ではなく架電である。若いひとを念頭に云っているのではない、老若男女問わずである。どうしてもメールがしたければ、別の席に移動すればよい。通話がしたければ下車してからでいい、それほど一刻一秒を争うことなのだろうか。
 これは病院でも似たようなもので、わざわざケータイ・ルームがあるのに、ベッドに持ち込んでメールに使うひとがいる。消灯してからのメール音は意外と響く。だからケータイ・ルームがあることを丁重に伝えるが、なかにはむっとする人もいる、そしてお互いに気まずくなる。
◆もちろん、これらは一部のひとの行為であって、たいていのひとはルールを守っていると思いたいところだが、いちばんの問題は、ルールがあっても守らなくてもいいのだという風潮が、ケータイが普及するとともに日本全国に蔓延してしまったことである。ケータイ以前はここまでひどい事態はなかったように思う。
堂々たるルール無視時代の出現をケータイが誘引したのではないのか。それは社会的負債であり、いずれ別のかたちでつけを支払わされることになるかもしれない。
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by chaotzu | 2005-04-07 21:53 | 時事


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