2005年 04月 22日

愛ちゃん頼みの日中打開、外務省チャイナスクールはいったいなにしとる

◆戦争中に中国大陸で生まれ、その後日本に引き揚げたひとがたくさんいる。中国の記憶はほとんどないが、戸籍には中国・天津とか青島で出生とか記載されているので、いちどは誕生地を訪れてみたいと念じている。昭和18、19年生まれだといま60歳を過ぎたところであり、会社人生も卒業したところだ。だから、こんどの連休期間中に家族同行の中国旅行を手配していたひともいる。
 その矢先の中国騒乱である。もともとは中国にシンパシーを感じていたひとであるから、テレビの画面から受けたショックは大きい。さあどうしょうか、人生のメモリアルでありなんとか訪ねてみたいが、家族はみんな懸念している。5月4日の「抗日記念日」もツアー日程に入っている。いまのところ、キャンセル料がはねあがる3日前ぐらいまで様子見しておこうかというところである。行くとしても、安物の定食コースみたいな味気ないツアーを覚悟せねばなるまい。
 この他、ふつうの観光ツアーで中国旅行を予約したひとも、いまは思案投げ首だ。キャンセル料とられるのはしゃくだし、さてどうする。台湾にしとけばよかった(泣)。
◆今回の騒動、中国民衆の「反日」が取り沙汰されているが、それは前からもあったことで突然発生したわけではない。なんせ13億人だ、なかには突出するひともいるだろう。ただ、やっぱり紅衛兵の時分とたいして変わっちゃいないねと残念な気持ちはある。
それより日本人の「嫌中」意識がこれまでなかったぐらい高まっている。そっちのほうがむしろ心配である。年配層に若干なりあった戦中の贖罪意識が剥落してしまい、辟易どころか警戒心が沸騰している。日本人の中国旅行はこれからもっと落ち込むのではないか、行き来が減る分、相互理解の機会も失われる。悪循環になりはしないか、ちょっと悲観的である。
◆中国政府のアナウンスも報道されるかぎりお粗末である。“反省すべきは日本のほう”とか云っていいのか、開き直り、居直りとしか聞こえない。“目にしたくない光景”なんてまるで他人事である。日本人がおなじ答弁をしたらたいへんだろう。多くの日本人の感情を逆撫でしたようなものだ。もうちょっと別の云い回しがあったのではないのか。
b0036803_23404280.jpg◆ そんななか、上海の世界選手権に出場予定の卓球、福原愛ちゃん、中国の反日感情に対して「そのような(関係修復の)役目が出来たらうれしいけど…。何でケンカしちゃってんのかなという感じで見ていた。早く仲良くなったらいいなと思う。ケンカをしたら、いつかは仲良くなる。たぶん大丈夫だと思う」と、しっかりした受け答え。
 もしかすると、愛ちゃんのほうがコイズミさんよりよほど有用かもしれない。中国語も堪能だそうな。
しかし、まだ16歳の女の子に余計な負荷をかけていると思えば、真に申しわけなしである。
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by chaotzu | 2005-04-22 23:46 | 時事


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