マイ・ラスト・ソング

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2005年 06月 04日

ナガシマさん「復帰」と読売の憲法改正私案

◆読売グループが長嶋巨人軍“終身名誉”監督の顔見世興行に躍起である。オーナーを辞めたはずのナベツネ氏が今月中に東京ドームの巨人戦にナガシマさんが登場するであろうと明言している。だけどもういい加減にしてくださいよである。
選手としての長嶋茂雄はたしかにすばらしかった。戦後プロ野球人気の立役者である。だけど指導者としてのナガシマさんには疑問符がいっぱいつく、まあ功罪相半ばで差し引きトントンといったところではないか。もう晩節を汚してほしくない。b0036803_23233254.jpg
◆推測するに日本テレビの巨人戦視聴率のみならず、旗艦たる読売新聞の部数落ち込みも甚だしいのであろう。読売グループの最大コンテンツとなればジャイアンツであり、これまで巨人戦のチケットが新聞拡販の切り札であった。ところがご存知堀内巨人の人気凋落である。
よほどの危機感があるのだろうか、巨人軍のテコ入れになりふりかまっていられないということで、グループ総帥ナベツネ氏の球団会長就任も公然化した。不祥事でオーナーを辞めて1年も経たぬうちに、会長で復帰するというあつかましさである(呆)。滝鼻オーナーがいて渡辺会長がいる。君たちがいてボクがいるじゃないが、およそ最悪の企業統治である。
だいたい、いまの堀内監督を指名したのもナベツネ氏である。東京ドームでの御前解説が気に入ったらしいが、口先が回るというのが監督選任根拠だったわけで、こんな旦那感覚では球団再建なんてとてもおぼつかない。いや、さらにひどくなる可能性大である。まあそちらのほうが、全体としては望ましい方向なんであろうが(失笑)。
 ジャイアンツを再生するには、生え抜きの人気選手を発掘して育成する努力が不可欠であり、それには、いまの選手を大幅に刷新して、3年ぐらいは最下位覚悟で臨む必要がある。またそれがいちばんの近道だろう。だけど目先を追って辛抱しきれないのが、いまの読売首脳陣である。
◆なぜ、それほどことを焦るのか。これまで読売新聞は日本国憲法改正私案を発表するなど、メディアの域を超えた「提言報道」に大熱心である。無知な国民を善導してやろうという気分横溢で、はっきり云って大きなお世話というか不愉快であるが、なにせギネス認定世界一と称する発行部数(ほんとかどうか知らぬが1000万部超)があるゆえ、鼻息が荒いのである。羽織ゴロの大言壮語も、大部数を出せばなんとなく高論卓説にみえてくる。
それゆえ部数の翳りはなんとしても食い止めねばならない。そのための巨人人気のてこ入れであり、第一にナガシマさんの「復帰」ではないのか。
だけどナガシマさんはもう読売グループには十分貢献している。顔見せ復帰するとしても病み上がりの体である以上、私人としてあくまでマイペースで計画すべきであろう。しかし、みたところ、読売の企業都合でまるで客寄せパンダの如く扱われているようである。
 ふたたび云う、ナガシマさんをいいように利用するのはもうやめてほしい。
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by chaotzu | 2005-06-04 23:29 | 野球


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