2005年 06月 12日

【ビデオ】 「はつ恋」 とうとう田中麗奈ちゃんまで「シェーッ!」ざます

◆原田美枝子はなんとも不思議な女優である。15歳の少女でデビューして以来46歳の現在まで、ほぼ出ずっぱりでずっとトップ女優の座をキープしている。比肩しうるのは大竹しのぶぐらいではなかろうか(吉永小百合はちとちがうように思う)。だけど、大竹しのぶと違って、もともとはアイドル的な出自だったのである。
ナミのアイドルと違ったのは、とにかく脱ぎっぷりがよかったことだ(汗)。たしか20歳そこそこで、いまは亡き勝新太郎撮影のヌード写真集を出している。それを発売日に買ったというワタシ、勝新太郎にむかつきながら、実はうらやましくてならん(笑)。それから、「北の国から」のUFO先生みたいな、なんだか奇妙な役も鮮明な記憶で残っている。
 いま思えば、若いうちから“他人といっしよくたにせんといて”みたいな、強い自己主張があったのだろう。生意気にみられた時期もあったようだが、いまや堂々たるベテラン女優さんである。
本作品はその原田美枝子が母親役をつとめている。前置きが長くなったが、こんなに母親役が似合う女優さんになるとはかつて思いもしなかったのである。
b0036803_20465212.jpg◆2000年日本映画(TBS)、田中麗奈つながりでレンタル、デビュー作と同様の高校生役である。はなしは、病気の症状が思わしくない母親のため、かつて初恋の男性と会わせるべく奔走する娘のドラマである。はっきり云って強情娘の余計なおせっかいというものだ(苦笑)。
なんの打算もない青春の発散を描いた「がんばっていきまっしょい」と異なり、ちとはなしに無理筋がありすぎだし、だいたい父親の立場をないがしろにしている。
真田広之の役回りといい、はなしを無理にこしらえすぎているのだ。
 だからといって、どうしようもない駄作ということではない。映画が浮き上がって空中分解せずに済んだのは、両親を演じた平田満と原田美枝子の落ち着いた演技、そして見事な一本桜のおかげではないか。それで少女の成長物語としてかっこがついた。まあよくできたファンタジーとみるのが、いちばんふさわしいかもしれない。
b0036803_20471145.jpg◆なんと麗奈ちゃんまでが「シェーッ!」、けっして美人にはみえないがなぜか可愛い、そんな女の子が銀座の歩行者天国で「シェーッ!」を披露する。おまけに真田広之までが「シェーッ!」だ、あのたそがれ清兵衛がである(笑)。
映画としてはかなり危ない綱渡りである。賛否両論あるかもしれない。だけど、もともと無理筋のはなしだし、少々やりすぎてもそれがなんだってなもんだ(笑)。
 
 それにしてもやっぱり長生きするものである、2週連続で「シェーッ!」を観るとは、びっくりしたなあ、もう(by三波伸介)。
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by chaotzu | 2005-06-12 20:54 | 日本映画


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