2005年 06月 14日

【DVD】「茶の味」 まったりぬるめの新感覚?ホーム・ドラマ

◆2004年日本映画、日本茶はあんまり熱いお湯ではいけない。ちょっとさました程度がおいしい。いいお茶はそもそもぬるいものなのだ。この映画の感想もずばりいってぬるい(笑)。もともとそういう意図で作っているのだろう。だから「茶の味」か。だけど難しいのはそのぬるさ加減、評価は観る側のあいまいな好み次第である。b0036803_2212247.jpg
◆田舎の3世代家族の住人たちによる小さなエピソードが脈絡なくつづく、とりたててメインのはなしがあるわけでない。
 登場人物は、まずけったいなおじいさん、ときどき孫娘にちょっかい出したり、音叉をぴーんと鳴らしたりする。お父さんは催眠術の療法士みたいだ。お母さんは元アニメーター。別居の叔父さんは漫画家であり音響エンジニアだ。そして囲碁好きな高校生兄と鉄棒逆上がりにチャレンジ中の小学生妹だ。田んぼの真ん中に住んでいるが、大人は土と関わりのない「クリエイティヴな関係」のひとばかりである。
◆紹介されるエビソードでわりと面白く感じたのは、浅野忠信の叔父さんによる子供時代の回想、「呪いの森」での野グソ事件ぐらいである(笑)。あとはなんというか、よく分からない(汗)。とにかくぬるいはなしが淡々とつづく。まあそれが狙いというか、ラストでおじいさんの遺した作品にうまくつなげようという意図なんだろうが、途中でちょっと眠ってしまった。
ただ、合い間に挿入される桜並木、川、水田……、関東平野の美しい景色はなかなかいい、環境ビデオとしてはスグレモノである。しかし、これってイヤミな感想かな。
◆目立ったのはおじいさん役の我修院達也、「ハウルの動く城」でカルシファーの声を担当していた。あれ、こんなおじいさんだったのかと思ったが、なんとあの若人あきらの老けメイクである。改名していたとは、全然知らなかった。若人あきらといえば、やっぱり行方不明事件のイメージになってしまうので、改名して心機一転を図ったのだろう。その甲斐あってか、このひとが全部目立ちどころはかっさらっていった、簡単に云ってしまえばそんな映画。カンタンに云いすぎか(笑)。
あと、女の子も可愛いです。
◆特別出演で樹木希林とある、なるほどたしかに出ている(笑)。SMAPの草なぎくんもちょい出演している。だけど、クレジットするほどかな。こういうのは奥ゆかしくやったほうが面白いと思う。
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by chaotzu | 2005-06-14 22:16 | 日本映画


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