マイ・ラスト・ソング

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2005年 07月 25日

道路公団副総裁の食言

◆とうとう道路公団の内田副総裁が逮捕された。
5月の民営化推進委員会の委員懇談会で、公団OBの組織かずら会について「新聞でみるまでは知らなかった」と回答。猪瀬委員と紛糾したあげく、6月の懇談会を欠席、さらに記者会見まで開いて名誉毀損を訴えたてんまつは周知のニュースであったが、結局のところ、抵抗むなしく逮捕されたわけだ。ずいぶんと無駄なアガキをしたことになる。b0036803_22573525.jpg
まさに利権技術屋の正体みたりで、名誉回復どころか汚名まみれになってしまった。
ワタシ的な問題は談合に手を貸したそのことよりも、平然と世間に向けてウソをついていたことだ。かずら会どころか談合の存在まで否定していた、その本人が逮捕されたのだから洒落にもならない。それなりの社会的地位のある人間として、もうちょっと人間的に潔い対応ができなかったものか。
国民経済全体の得失よりも、東大工学部卒業の土木官僚を頂点とする談合ヒエラルキーの防御に殉じたつもりかもしれないが、ハタからみれば、世間知らずのバカとしか言いようがない。役人の世界で技術系官僚が事務系の下にみられるのは、こういうところがあるからだろう。

◆おそらく、かなり以前から自分が逮捕される懸念があったにちがいない。道路公団の副総裁で技術系のトップといえば、そりゃ談合の元締めである。業界はみんな知っている、談合界の月光仮面みたいなもんである(笑)。だからこそ、徹底的にしらを切るしかなかったのだろうが、あまりにも対応がお粗末で見苦しかった。世間知らずの技術バカといってしまえばそれまでだが、名誉毀損と騒ぎ立てるさまは、まるで幼児みたいで失笑もの。2ちゃんねるふうに云えば、“副総裁、必死だな”である。強弁するほど、嘘つきのイメージが固まってくる。もしかすると、昔みたいに政治家の庇護があると期待していたかもしれない。だとすると、二重の愚かさである。
まあ、逮捕された以上は、業界浄化のため、あらいざらい吐いて欲しいものだ。歴代技術系のトップみな同罪じゃないか、なんで自分だけドロかぶらにゃならんという気持ちもあるだろうし、なおさらだろう。
◆しかし、近藤総裁もかなり情けないものがある。終始、内田副総裁の弁護オンリーに努めていたが、いったいなんのために、国会議員を辞してまで道路公団に行ったのか。
もう就任後1年半以上経っているのに、確たるリーダー・シップがみられない。すっかり利権技術屋になめられているようだ。
こんな頼りなさで新会社の会長がつとまるのかな。
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by chaotzu | 2005-07-25 23:04 | 時事


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