マイ・ラスト・ソング

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2005年 08月 29日

晩節を汚す八代前議員の無節操

◆いったん立候補を辞退したはずの八代英太が、またぞろ無所属で立候補することを発表した。東京12区である。ご本人がぶちまけてしまったが、先日の立候補断念表明のうらには、自民党比例区名簿上位登載の「約束」があったらしい、密約である。なるほど、この19日の小泉首相との会談は比例区立候補公認の言質を得るためだったのかと合点する。

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しかし、自民党の郵政法案反対派前議員37名のうち、ひとりだけ例外を認めたら、公党としての節度もなにもない、政策よりも公明党との野合を優先しますよという意思表明になってしまう。そりゃ、さすがに筋が通りませんよマズイですということだろう。
実際のところ、コイズミさんのハラのうちはどうだったんだろう。
様子見して判断したさまは、つくづくアバウトな正体をうかがわせるのだが。

◆それにしても、八代というひとも情けない政治家である。確たる政治信条というものがまるでうかがえない。ただただ代議士のイスに固執するだけにみえてしまう。自民党の比例区立候補となっていたら、郵政民営化法案は賛成に宗旨替えだったのだろう。そして、こんど無所属立候補となれば、また元の反対に戻るのか。
そもそも、解散前はたとえ無所属になっても立候補すると言明していたのである、それが「誰よりも自民党を愛している。民主党を利することがあってはならない」ともっともらしい断念表明をしたあげく、本日に至ってまた翻意し「いつまでも小泉牧場の羊であってはならない」だから、有権者をすっかりなめきったはなしである。

◆もともとは、なんでもやさん的な司会者だった。バラエティから生CMまでなんでもやる、毒もないが個性もあまりないタレント、それが舞台での転落事故で一転車椅子生活になったのは気の毒なことだった。国会議員に当選したのは大衆の同情が大きかったこと、そして、障害者の代表として国会で働いてほしい期待があったからだろう。だが、それを見事に裏切っている。
先の国会に提出され結局廃案になった「障害者自立支援法案」、この障害者団体からも悪評高い法律案の厚生労働委員会審議において、この7月与党を代表して賛成意見を述べたのは、ほかならぬ障害者の八代議員である。わざわざ代表で賛成するほどの法案だったのだろうか。与党への忠義立てじゃないのか。
それが郵政法案のほうは反対したということは、選挙の利害をなにより優先する政治家であったということだろう。これまで忠義立てしてきたのだから、ひとつの反対ぐらいで罰されないだろうという計算もあったかもしれない。もとよりテレビ出身で郵政大臣歴もある、いわゆる郵政族であるのは周知のことである。
それにしても、今回のドタバタでたいした政治信条がないことをすっかり露呈してしまったようだ。もうタレントよりも議員人生のほうがずっと長いのである。政治家ならば政治信条に殉じてもらいたいものだ。
キャリアが長ければなおさらだろう。
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by chaotzu | 2005-08-29 21:48 | 時事


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