2005年 09月 13日

総選挙雑感2

◆投票当日に共産党員の知り合いから電話がかかってきた。長いこと音信不通であったが実直真面目ひとすじのひとである。およそこれまで党から何の恩恵も受けていないであろうひとが、投票依頼の用件を恥ずかしそうに切り出す。「自民党も民主党も同じ穴のムジナだ」と云う。たしかにそうかもしれない。だけど死に票がミエミエだからというと、「比例区だけでも」という。時間の浪費が心苦しいので、テキトーな返事で切り上げるが、なんとなく後味が悪い。休日を駆り出されてどこかの「電話センター」にずっと詰めているのだろうが、オレのところまで電話してくるなんて、感触が相当悪いんだろうな。

◆今回総選挙で共産党はまたも小選挙区立候補の275人全滅、前回ほどの「アシスト」はないものの、自民党にすれば野党票を分散してくれるありがたい援軍である。なるほど「たしかな野党」とはよくいったものだ。
小選挙区制度の現実を踏まえれば、支持者の投票を少しでもムダにしたくないと次善の策を検討するのが普通だろうに、この政党はそんなあたり前の発想にもとんと無縁のようだ。党が存在することをなにより優先しているのだろう。その点では公明党のほうがはるかに支持者の期待に応えている。
毎回毎回死に票の山をつくって、巨額の供託金没収の憂き目にあっても、「たしかな野党」を連呼し続けるのだろうか?そのうち支持者が年老い疲弊しきってくたばっちまう。
ほんとうに第三極の政党をめざすつもりがあるならば、党の綱領規約、さらに党名の変更まで、大胆に議論していく途を選択してほしいものだ。すこしは唯我独尊的態度を反省してほしい。今のまままならば、自民党の別働隊同然であり、働くものの立場を代表する政党なんて、それこそおこがましい。
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by chaotzu | 2005-09-13 22:55 | 時事


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