2005年 09月 24日
◆5年毎の国勢調査が巡ってきた。今回は簡易調査であるが、それでも調査項目はいやに細かい。「1週間に仕事をした時間」とか「住宅の床面積」とかある。 はっきりいってだいぶムカつく(苦笑)。 そして「勤め先・業主などの名称及び事業の内容」とか「本人の仕事の内容」なんて調査項目が最後にある。「本人が実際にしている主な仕事の内容をくわしく書いてください」とあるが、まったく大きなお世話というものだ。 そもそも人口動態の統計であるはずなのに、集計しない項目まで詳細に書く必要がどこにあるのかと毎度反発を感じてしまう。もしかして、指定統計に便乗して役人が余計な調査項目を勝手に付け足したりしていないだろうか。そして少子化社会となれば、先行きは「1ヶ月間の性交渉の回数」まで書かされるようになるかもしれん。そうなると、思いきり見栄を張らねばならぬではないか、なんてことまで思い巡らしてしまう(苦笑)。 ◆ところが、国勢調査令という政令がちゃんとあって、そこの第5条第1項に調査事項が規定されているのである。 そこには、「氏名」「男女の別」「出生の年月」とか国勢調査の基本事項が列記されているが、そのなかに「所属の事業所の名称及び事業の種類」「仕事の種類」「従業上の地位」なんかも入っているのだ。それにしても、従業上の地位なんて、ほんとにイヤミとしか思えない。それにあえて反抗的に云わせてもらえば、、支店や営業所の名称、官公庁の所属課まで書かせるのは法令を逸脱しているかもしれないし、「仕事の詳しい内容」ではなくて「仕事の種類」である。要するにそんなに詳しく書く必要はない。産業分類が分かればいいのである。 そうは云っても、法令のきまりとあらば仕方ありません、書きましょう。 その代わり、好きに書かせてもらう(笑)。 そういうことで、自分の憧れの職業に就くチャンスなのでもある。ホントか? 「ダンス教室講師」「割烹料理店板前」「駐車場経営」……、 さて今回はなんになりますか。著述業(ブロガー)とでも書いとくか(笑)。 ◆提出に際して、封筒を糊づけすることは当然である。そのほうが調査員さんに負担をかけなくていい(はっきりとそう仰る調査員さんもいる)。その点、今年から封緘用の両面テープが添付されたことは一歩前進だろう。 かつては、記入内容をチェックする必要があるから、絶対に封をしてもらっては困るというトンデモ調査員がいて物議を醸したことがあるが、次第に雰囲気は変わりつつあるようだ。もっとも、地方によっては、封緘提出は他人行儀で水くさいとみられるところもあるかもしれない。市役所や町村役場はもっと啓蒙すべきだろう。そして、余分な調査項目や細かすぎる調査項目も見直してほしいものだ。
by chaotzu
| 2005-09-24 22:51
| 時事
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