2005年 10月 23日

下北沢のマンガ読み屋 力丸さん

◆マンガ読み屋ってなに?
昨夜はプロ野球の日本シリーズをみて、ついついマリンスタジアムの濃霧中継までつきあってしまった。それからNHKの討論番組「日本のこれから~若者たちのこと」をみたのであるが、ゲストの泉谷しげるが話にやたら割り込みするので、もうなにがなにやら。泉谷ぁ、ウルサすぎやちゅうねん!いいことを喋っているかもしれないが、あれでは耳に入ってこない。
残念ながら途中からみたこともあって、本題のフリーターやニートのはなしは記事にまとめるほど頭にとどまっていない。憶えているのは先述の煩い泉谷とメイド・ファッションの女の子、相変わらず達者なワタミの社長さん、そして新発見のマンガ読み屋さんである。

b0036803_17343934.jpg◆東方力丸さん、31歳、街頭でマンガ読みのパフォーマンスをやっている。おそらく日本では初めての職業か(笑)。もっとも職業といえるかどうかだが、とにかく、これまでにみない大道芸人さんだ。思いっきり乱暴に喩えると、亡くなったマルセ太郎のマンガ版といったところ、正直云ってこれまで全然知らなかった。
ネットで検索してそのパフォーマンスをみたが、「東京大学物語」の朗読なんかは爆笑かつ衝撃ものである。テレビでみた朴訥繊細な印象が一変する。マンガは擬音が多いので実際に声を出して人前で読むなんてなかなか思いつかない。どんなことであっても、最初に思いついてそれを実践するひとはえらいと思う。

◆とはいえ、まだ月収10万円そこそこ、借金を抱えて風呂なしアパートの極貧生活らしい。たしかにセレヴとは思い切り縁遠い外見である。めがねのフレームに貼り付けているテープらしきものはなんだろうな。
かつてひきこもり経験があり、その憤懣を溜りにためた爆発が、今のパフォーマンスに至っているとのこと。そりゃそうだろうな、人前でマンガの朗読なんて恥ずかしくて、よほどの開き直りがないとなかなか出来ることではないと思う。
番組出演効果でたちまち準メジャー的存在になるかもしれないが、今後メディアに引っぱりまわされて消耗しないことを切に願う。
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by chaotzu | 2005-10-23 17:41 | 時事


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