マイ・ラスト・ソング

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2005年 11月 07日

瀬川晶司さん、熱闘プロ編入勝負!

◆今朝7時のNHKニュース、トップはなんと瀬川さんのプロ棋士合格であった。なんといっても、ことしの将棋界いちばんのトップイベントである。名人戦より注目されたかもしれない。この六番勝負、3番勝てばプロ合格になるが、試験官(対局者)の人選がとにかく憎いのだ。
 ①  7月18日 対 佐藤天彦三段  ●
 ②  8月14日 対 神吉宏充六段  ○
 ③  9月17日 対 久保利明八段  ●
 ④ 10月10日 対 中井広恵女流六段  ○
 ⑤ 11月 6日 対 中原誠副会長(代打 高野秀行五段)  ○
 ⑥ 11月26日 対 米長邦雄会長(代打 長岡裕也四段)  ×

b0036803_2126999.jpg奨励会員に「芸人」、女流にA級、そして「突撃」と「日の丸」である(笑)。講談調といっていいかもしれない。実に微妙なツボをついている。
囲碁に押され気味であった日本将棋連盟久々のヒット商品ではなかろうか。日本の将棋人口も減少している。かつてはあちこちで素人将棋がみられたが、いまはあまりみかけない。米長会長さん、国旗掲揚にかまけている閑なぞありませんぞ。集客コンテンツとしてまだまだ劣化していないことを痛感しただろう。それも企画の工夫次第である。

◆このうち第三番勝負の一部をNHKでみたが、いやはや久保8段の執念がすごかった。前に負けているらしい、A級がアマに連敗してはメンツまるつぶれである。とても分かりやすい飛車の捕獲作戦やら、「時間攻め」なる心理作戦を使ったりと、プロの強者がなりふりかまわず勝つことにこだわった。ああこの試験はほんとにガチンコなんだなと思ったものである。

◆ただし、プロ4段になったとはいえ、C級より下のフリークラスである。サラリーマンのほうが収入は安定しているはずだ。それを投げうってでもチャレンジしたということは、ほんとうにたいしたものだ。また、夢を適えるのに、年齢はたいした障害ではないことを知らしめてくれた。それだけでもありがたいことである。

◆それにしても、NHKである(苦笑)。明るい話題としてニュースの一番手にもってくる発想はあるかもしれないが、やっぱりトピックスとして後に回す取扱が標準だろう。フランスの暴動あるいは「大津事件」のほうがトップだろうと思うが、さて遺憾もとい如何。
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by chaotzu | 2005-11-07 21:29 | 時事


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