2005年 12月 16日

思わず仰天、金融資産28億円超の24歳会社役員

◆この前、片山さつき政務官(46歳)の金融資産1億9千万円におそれいったばかりであるというのに、今度はかのジェイコム株式の現金決済によって、24歳男性の「会社役員」が5億6300万円の利益を挙げたそうだ。買付するだけであらかじめ約28億円の資金が必要である。しかも全額自己資金であるとのこと、こうなると「じっと手を見る」どころか、口から泡をふいて悶絶しそうになる(苦笑)。

◆う~ん、28億円の軍資金かあ、これを取引証券会社(何社あるか知らんが)に換金可能な証券か現金で預けていたということになる。24歳の青年がいかにして28億円もの資産形成を成し遂げたのか、個人の投資家が株のウリカイ数年間で28億円も蓄積するなんて、ワタシのあたまではなかなか考えられない。仮に相続や贈与があったとしても生半可な金額ではない、不動産ならあり得るかもしれないが金融資産である。ベンチャー企業等未公開株式の大株主で上場利益を得たというはなしも聞かないし、これまで株式の大量保有報告で名前が出たこともない。森電機の大株主といっても、二部のボロ株であって大した金額にはならない。あれやこれやで、ちと申しわけないが素朴な疑問があることも正直云って拭えないのである。
20歳前後から株式投資いや投機をやりはじめたとして、この5年間ほとんど連戦連勝、倍々ゲームがうまくいったとしたらあり得るかもしれない。それほど株式の天才であるとしても、なおかつ幸運の女神がついているのだろう、たいていの個人プレーヤーは小金を稼げたら良しとする世界である。

◆それはまあいいとして、気になるのは、こういうことでマネーゲームへの憧憬が国中に蔓延しやしないかということである。「パチンコ社会」とはよくいったもので、ダレもが勝ったときのことを夢見る。だけど、僥倖な勝者は少数であって、圧倒的大多数は損をして泣く泣く撤退しているのである。
別に大儲けしたひとを責める意図はないが、一穫千金を狙うよりも、地道に汗水流してこつこつ働いて食っていけたらそれでよし、そう思えるような社会のほうがいい、そうあってほしいと思ってしまう。
この間、テレビで国民健康保険料を滞納して保険証を取り上げられてしまい、病気をぎりぎりまで我慢している人が増えつつあることを報道していた。それとあまりにも対照的なのである。はっきり云って、まっとうな社会のかくあるべしという姿だとは思えない。だいいちすでに28億円(最低に見積もって)持っていて、そのうえに5億円稼いだとしても使いきれない、ワタシだったらそうだ。
それはそうと、プロの証券会社と同様に儲けを返上しろという趣旨ではない、これは念の為。
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by chaotzu | 2005-12-16 23:44 | 時事


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