2005年 12月 17日

当面の米国産牛肉の普及広報について(未定稿)

◆標題の件につきまして、当社の提案を以下のとおり取りまとめましたので、ご照覧願います。
米国産牛肉の輸入は年明けから本格化するものと見込まれますが、国民の間になお一定の留保感情があることは遺憾ながら否めない現状でありまして、これをいかに緩和していくかが喫緊の課題であるものと存じます。当面は国民の不安感情の宥和に努めなければなりません。
b0036803_16541928.jpgしたがいまして、年内のうちになるべく多くの媒体を利用した積極広報策を推進して、米国産牛肉に対する「アレルギー」感情を少しでも払拭しておくことを、第一の広報目標に置いております。そのためには、いわゆるターゲット「B層」に徹底フォーカスすることが、いちばん効果的であろうと結論いたしました。
早急に関係各方面にてご検討いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

~以下途中(略)

◆テレビCMの例
日米友好第一が持論の総理ご自身に出演していただいて、直接茶の間に呼びかけていただければ、間違いなく絶大なる効果が見込めるものと思います。あの郵政解散時の記者会見と同様、ワインカラーの幕の前で力強くきっぱりと発言していただきます。
“アメリカと仲良くしておきさえすればすべてうまくいきます。アメリカの牛肉とも仲良くしようではありませんか。私は死んでもかまいません。そういう決意でアメリカ産の牛肉を食べます。これは「心の問題」なんであります”
もうひとつの案は、いま渦中のオジャマモン社長が出演するプランです。全国民仰天、話題騒然間違いなしのウルトラ案と自負しております。
“(アメリカ産牛肉をおいしそうに食べながら)、まったく農林水産省もいい加減にしてほしいもんですね! これだけ安くておいしい肉なのに、これまで国民が食べる機会を奪っていたんですから、アメリカの検査に通ったものは信用するしかないじゃないですか”
さらに、ソーケンの所長さんも共演するという豪華プランもございます。
“ご家庭の経済設計はお台所のコストダウンから、それにはアメリカ産牛肉がいちばんです”
なお、CMの最後に「くれぐれも自己責任で召し上がってください」と小さな字幕を追加いたしますので、万一問題が起きたとしても、責任を追及される心配は一切ございません。

◆ラジオCMの例
ここは、売れっ子タイゾー議員の若々しい元気なメッセージはいかがでしょうか。
“いやあフリーター時代には牛丼よく食べましたよ、早い旨い安い、牛丼は若者の味方ですよ~、アメリカ産牛肉入るようになって、ホントうれしいっす”
これも小声で「くれぐれも自己責任で召し上がってください」の追加アナウンスが付きます。

◆その他各官庁における対策等
国会の食堂や外務省、農林水産省など霞ヶ関諸官庁の職員食堂において、米国産牛肉を使用したメニューを積極的に常時用意していただいて、それをテレビニュース等でとりあげる方法もあります。事務次官会議等で官房長官から強力にプッシュしてもらう必要がありますが、ここは米国産牛肉100%ハンバーグなど庶民的なメニューがいいでしょう。
また、与党の朝食会あるいは昼食会で米国産牛肉入りのカレーライスをおいしそうに食べていただくシーンなんかも紹介していただいたら、なおいっそうの宣伝効果があろうかと思います。センセイ方の脂ぎったテカテカのご尊顔は、国民を元気づけるにちがいありません。ぜひこの点もご検討をお願いいたします。
(注)実際に食べていただく必要はございません、あくまで宣伝であることにご留意ください。
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by chaotzu | 2005-12-17 17:03 | 時事


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