マイ・ラスト・ソング

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2005年 12月 20日

強制捜査ショー

◆“指示じゃなくて提案なんです”  “数字はワタシの勘によるものです”
 “そういったかもしれませんが、あくまで法令の範囲内のつもりでした”
真に不謹慎ながら、「醜い言い逃れコンテスト」の様相を呈してきた偽装建物問題、やっと関係先の強制捜索に入った。110箇所以上、500人動員の「史上最大級」の一斉捜索だそうだ。とくに総研本社(グループ)には100人以上の捜査員が入ったらしい。

b0036803_22513374.jpg◆しかし、着手する前からマスコミにリークしまくりで、はっきり申しあげて、ケーサツお得意の「ショー・タイム」やりよったなという感想もある。こういうテレビ向けの演出はホントに得意である。なんせ、テレビカメラがスタンバイするのを待って、調査に着手するのである(爆)。
つい中島みゆきの唄を想い出してしまうほどだ。
♪いまやニュースはショウ・タイム
いまや総理はスーパースター
カメラ回ればショウ・タイム
それにしても、おそるべき予言ソングである。

◆それでも、ここまでやるからには、泰山鳴動ネズミ一匹というわけにはいかないだろう。建築基準法違反で50万円の罰金、はいオシマイなんてことになったら、そりゃ怒るよ。泰山鳴動イタチ五匹ぐらいにはなるかもしれない、いやそれもまた虚しいか。
それにしても、内河のじいさん、どこまでやってくれるものか。昼のテレビで平成設計からのキックバック先を現地取材していたが、福岡市内のなんとか企画というところ、経営コンサルタントというもののただの民家、要するにペーパー・カンパニーである。そこには60歳ぐらいの女性が住んでいて月に数回内河所長が訪れているという近所の人のはなしも伝える。なんだ「愛人」じゃないのか。妾?の手当てまで送金させていたとはなんちゅう人間かと呆れかえったりする。それでいて
“ワタシはコンサルタント料以外ピタ一文受け取っておりません”
なんてことを喋っているのである。もちろん、このペーパー会社の役員も12月8日付で退任済みだそうな。どこまでも往生際の悪い人だ、そうみえてならない。

◆国会では与党が証人喚問の追加を嫌がっているらしい。確かに司直の手が入った以上、立法府として取調べの真似事はしづらいだろう。しかし、建築確認制度の欠陥が明らかになった以上、建築基準法の改正時(1998年)に関係した政治家や建設省(当時)の役人、そして特定行政庁の担当者、関係業界の役員等を参考人招致して、法制度の奈辺に問題があったのか議論するのも立法府の役割ではないか。なにも国会が罪人捜しすることはないにしても、これだけ社会問題、それも相当額の国費を投入する事態になったのだから、国民のまえで堂々と法律制度の議論をするべきと思うが、自民党はそれをもイヤだというのだろうか。

追記(12/21)
ウチカワさんが「愛人」?のためにつくった福岡のペーパー会社は「栄光企画」である。それにしてもなんというイヤミきわまりない商号だろうか。
そして、証人喚問は与党の反対でやらないことになった。しかし、ヒューザーの小嶋社長は「証人喚問によんでほしい」と開き直っている。しかも「国土交通省の方が立場を失うことになるでしょう」と恫喝込みである。ここまで国会をこけにされていいものだろうか。
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by chaotzu | 2005-12-20 22:57 | 時事


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