2005年 12月 21日

ゴミの分別とコストカット社会

◆時代は使い捨てから循環型社会へと移行しつつある。ゴミの種類もずいぶん増えた。以前は燃えるゴミ&燃えないゴミ&粗大ゴミの3分別で済んでいたが、いまはそれにリサイクルゴミ(びん、カン、ペットボトル)&金属系ゴミ&カセットボンベ・スプレー缶が加わったので、市役所の収集は6分別になる。このほか、地元のスーパーが牛乳パック&発泡スチロールトレー&アルミ缶を回収しているので、我が家ではゴミを9種類に分別している。ただでさえ狭い台所が、それでさらに狭くなる。まあ、それで「男子厨房に入るべからず」を決め込んで不興をかったりするのである(笑)。

◆ゴミの分別自体はアバウトにとらえればそう面倒なことではない、場所をとるだけである。だけど、分別する以上はきちんとやりたくなってしまうのである。性分かもしれない。いちばん手間がかかるのは、リサイクルゴミと燃えないゴミ(プラスチック)あるいは燃えるゴミ(紙など)の分離である。たとえぱ、ビン類のキャップやラベルは出来れば取り除いておきたい、そう思うのだが、これが案外面倒なのだ。そのために、ペットボトル専用のリングカッターまで用意したほどである。なお、念のため云うと、市の清掃局がそこまで強制しているわけではない。

◆そういうことを日常重ねていくと、リサイクルについて十分配慮した商品づくりを意識しているメーカーとあまり顧慮していないメーカーがあることに気がついてくる。言い換えればコストをかける会社とコストをけちる会社の差である。たとえば、びんのプラスチック・キャップなんかは、指先だけでむけるように外せる商品もあれば、その逆にカッターナイフでギコギコ切り目を入れてやっとこさ外れるような商品もある。これは気を抜いてやるとけっこう危ない作業である。ラベルも簡単に剥がせる工夫のものもあれば、びっしり糊づけしているものもあるといった具合、ひと晩水に浸しておけばいいのだろうが、いま現代そこまで習慣づけることは、なかなか簡単なことではない。
そんなこんなで、リサイクルに配慮した製品づくりをしているメーカーに、どうしても親近感をもってしまうのである。おそらく中身のほうも消費者本位に作っているんだろうと思わせてくれる。だから、少々割高であってもそっちのメーカーのほうを買ってみようかという気になってくる。

◆耐震強度偽装問題が大騒ぎになったから云うわけではないが、昨今はなんでもかんでも「コストダウン」が大流行りである。なかには画期的なアイデアによる万人がハッピーなコストダウン商品もあるだろうが、はたして全部がそうなのか疑わしい。安物のいわゆるバッタモンやアスベストみたいな恐ろしいものがはびこっては困るのだ。目先のコストダウンが、社会全体では欠陥商品の頻出になって、大きなコストアップではね返る。そういうのは、ただの「コストカット」というべきなんだろう。アトからその副作用に苦しむのはたいてい消費者である。
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by chaotzu | 2005-12-21 22:12 | 身辺雑記


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