2006年 01月 30日

東横イン(つづき)、そして靱公園ホームレス追放

◆東横インのやったインチキ、よくよく考えてみれば、みえみえと云えぬこともない。だいたい、完了検査時点のホテル正面、あんなけったいなというか奥の細道みたいなエントランスのビジネス・ホテルが実際にあるものだろうか(ラブホだったらまた別だろうが)。だとしたら、検査担当の役人もアトで改造されるだろうことを百も承知で、形式的な検査をしていたのではないか、そんな疑いも拭えない。つまるところ、検査もインチキではなかったかということだ。それとも、その役人連中は2度とそのホテルの前を通る機会がなかったということだろうか。いや、そんなことは考えられない。だいたい、何年も建築確認事務をやっていて、あの建主は事後改造する「悪癖」があるとかいう情報が何一つ聞こえてこないというのも、また信じ難いのである。もう面倒だから完了確認したあとは一切頬かむりしてしまえ、そんな役所の姿勢が、あの社長の横着会見に結びついているんじゃなかろうかといったら、想像のしすぎだろうか。

◆さて、ホームレスの人に対しては、いろんな見方、さまざまな意見があることと思う。でも、やっぱり、この寒い時期になァと思ってしまうのだ。世界バラ博があるから云々の事情はさておいて、よりによって、真冬のこの時期に追い出しをかけんでもと思ってしまう。

◆もちろん、実際に公園のあちこちをブルーテントで占拠されたり、薄汚くおまけに臭い連中に近場におられたら、どんなにイヤで迷惑か考えてみい、遠目できれい事を云うなというご意見もあるだろう。逆にホームレス支援にお金使うことなんかムダムダ、怠け者に税金を使うべからずの厳しい意見もまたあるだろう。だけど、とりあえず目に届かないところに追いやって、それが解決になるのかどうか。また、どんな社会にもホームレスは一定割合で存在するもんだというが、みんなが好き好んでホームレスになったわけではなかろうと思う。なかには必死で脱出したいひとも少なからずいるはずだ。

◆ひとつ云えること、それはホームレスに不寛容な社会はとりもなおさず、居心地の悪い社会に変貌するだろうということ。街中で腰をかけるような場所がひとつもない社会、疲れたら地べたに座り込むしかない社会である。だとしたら。もうちょっとホームレスの自立支援に本腰を入れてもいいだろうと思う。それも公共事業のうちである。少なくとも偽装やインチキだらけを看過してきた建築確認の役所仕事よりはましだろうと思うが如何。
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by chaotzu | 2006-01-30 22:32 | 時事


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