マイ・ラスト・ソング

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2004年 10月 16日

映画 I,Robot

◆本日も好天気つづく、外出日和、旅行日和であるも映画に行く。アイ・ロボット。アイザック・アシモフの愛読者としては行かねばなるまい。てっきり「我はロボット」が原作かと思っていたが、映画のストーリーは別物。これでは芸のないそのまんまタイトルもしかたないか。ただしクレジットタイトルにアシモフにサジェストされたとあり、有名なロボット三原則は冒頭に出てくる。映画としてはまあまあ、とくにCGはよく出来ていて、人間とロボットが共存する近未来シカゴの風景にも違和感なし。ミステリ風味もよくきいており、仕掛けたレッド・ヘリングについだまされる。b0036803_2333748.jpg主役のウィル・スミスはいつみてもよく体が動くものだと感心、ただ、同人が出るとどうしてもワイルド・ワイルド・ウエストみたいな活劇調になってしまい、アシモフ原案の雰囲気からは遠ざかってしまうことになる。もちろん娯楽映画だからそれもありだろうが、自分としては「鋼鉄都市」や「裸の太陽」のベイリイ刑事役をスミスが演じるなんてことはとても考えられない。誰が適役だろうか。
◆原案者のアシモフは一応SF作家に分類されているが、SF風味のミステリ作家とみるほうが適当だろう。難渋さもなく子供にも読みやすい。中学生の頃、アシモフの「ファウンデーション」シリーズに夢中になったが、中年になってからその続編シリーズが突如刊行され、これもまた徹夜本になった。やがてロボットものとも融合しとんでもなく壮大なシリーズに発展する(日本の永井豪の漫画にも同様の作品があるが、どちらもはじめから意図したものではなく、書き進むうちにひらめいたものらしい)。わたしにとっては長期間にわたって幸せな読書経験を与えてくれた稀有な作家である。
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by chaotzu | 2004-10-16 23:06 | 外国映画


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