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マイ・ラスト・ソング

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2004年 10月 30日

近頃号外が多すぎるんじゃない

◆本の仕込みでブック・オフへ行く。105円の文庫・新書専門である。なるべくきれいなものを選ぶ。図書館の蔵書は汚いので最近あまり利用していない。心のなかで著者はじめ出版業界の方々に申しわけないとお詫びする。「私はセコイ男です。だけど医者代がたくさん要るのです。どうか勘弁してください」
 買った本は
近頃号外が多すぎるんじゃない_b0036803_23492978.jpg ・梅原克文「二重螺旋の悪魔」上下(角川ホラー文庫)、
 ・帚木蓬生「閉鎖病棟」(新潮文庫)、
 ・高村薫「半眼訥訥」(文春文庫)、
 ・真保裕一「黄金の島」(講談社文庫)下巻のみ、
 ・北村薫「夜の蝉」(創元推理文庫)、
 ・石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」(文春文庫)、
 ・逢坂剛「情状鑑定人」(文春文庫)、
 ・ローレンス・ブロック「殺し屋」(二見文庫)、
 ・週刊文春編「私の大好物」(文春文庫ビジュアル版)、
 ・小林章夫「ロンドンAtoZ」(丸善新書) の11冊〆て1155円也。
このうち、北村薫「夜の蝉」は前に買ったような気がして陳列台の前でしばし逡巡、えいや、どうせ105円だと購入する。恥ずかしながらダブリの買い物が多く、こういったことはしょっちゅうである。また、上下本もバラで買っているのでよく重複する。情けなや。
 北村薫の本、帰宅して本棚を調べると三作目の「秋の花」を先に買っていた。さっさと読んでおけばこんな混乱もないのだが、「円紫師匠シリーズ」は、先行き入院でもしたときの楽しみで読まずにおいている。どうも各冊共装丁とかの感じがよく似ているので、つい迷ってしまうようだ。それが版元の狙いだったりして。いや冗談です。
◆イラクの香田青年、きょうは死亡の号外まで出ていたが、夕刊宅配時刻に至り官房長官が「別人」発表。とんだフライングだ。それにしても朝の号外は手回しが良すぎるというか、前もって原稿を用意してあったとしか思えない。政府もマスコミと同じ心根なんだろうか。

by chaotzu | 2004-10-30 23:52 | 読書


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