マイ・ラスト・ソング

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2004年 11月 03日

ブッシュ氏再選でこれからどうなる

◆【読書】「青い虚空」ジェフリー・ディーヴァー(文春文庫)
 入院中に読む。読書習慣を再開するには格好の一冊。現役ハッカー犯罪者対元ハッカー犯罪者の対決。この著者は、けれんが強すぎるというか、読者をあっといわせようというサービス意識が過剰である。なにせ、まずAが怪しい→いやBの奴も疑わしいぞ→と思っていたらCも変なことしている→ありゃりゃ影の番長はDだったか、てなもんで、毎度「意外な奴がワルでした」のパターン。それと怪人二十面相みたいな変装の達人だらけ。だから何作も読むと読者はもう食傷気味になって、結末がどうなろうがあまり驚かない。こんどのラス・ボスもたしかに意外だったけどね。いや、面白いことは面白いが、後にあんまり残らないというか。
◆【読書】「ボストン、沈黙の街」ウィリアム・ランデイ ハヤカワ・ミステリ文庫b0036803_2153151.jpg
 昨年のミステリ・ベストテンで上位だった。文庫初出、早川書房はもっと本線のハヤカワ・ミステリを大事にしてほしいものだ。ボストンといえば私立探偵スペンサーでお馴染みの街、その古都の暗部を描く。↑読了の余勢で読む。。この本、はじめは青春小説というか成長小説の一種かと思っていたら、結末は思わぬ方向に。意外さは↑の本よりずっとある。ただし、後味はどうもよくない。フェアな感じがないのだ。それにしても、アメリカの田舎では25歳の警察署長なんているんですな。

◆遅ればせながらイラクの香田青年の件。「第二次イラク戦争」における日本人の死者はこれで5人になったわけだが、そのなかでもザルカウィ一派のやり口は陰惨でえげつない。斬首シーンを公開する手口は変質者そのもので胸糞がわるくなる(ついでに云うとイラク問題とまるで関係のない掲示板で斬首画像をばら撒いている連中にも呆れる、地雷を踏んでしまったよ)。なにか猟奇殺人者というかサイコパスが大手をふって英雄気取りしているとしかみえない。テロは擁護できないが、彼らにも一片の理屈がある、行為の背景もみるべきではないかの意見も一部あることはある。たしかにアメリカの仕掛けたイラク戦争そのものには疑問大ありだ。それでも、小生にとって相次ぐ外国一般人の拉致殺害事件は、変質者集団が戦争の混乱に乗じて人間狩りを愉しんでいるとしかみえない。それもかなり面白がってやっていそうである。ネットの声明では聖戦とかイスラムの大義とか言いたい放題であるが、実のところは人殺しが好きでやっているとしか思えない。こんなものレジスタンスとはおよそ無縁ではないのか。
日本政府はこれらの殺人犯を執拗に追及するべきである。何年かかろうが国民は忘れてはならない。
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by chaotzu | 2004-11-03 22:00 | 読書


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