カテゴリ:身辺雑記( 54 )


2005年 01月 03日

お正月は落語で免疫力アップ

◆初詣に行く、毎年すいている神社に出かけているつもりだがそれでも人出は多い。しんどいのでもうやめようかと思うが、去年の破魔矢を返納しなければの責務にかられてつい行ってしまう。毎年初穂料を納めて神さまから記念の品を「授与」されるわけで、ビジネスモデルとしてみればほんとによく出来ている。実に悔しい(苦笑)。コンピュータ・ソフトの会社ともどこか似ているようだ。マイクロソフトがその最たるもので、出来が悪いくせに商売だけ達者な新興宗教みたいなもんだ。
b0036803_8582149.jpg◆新年の初笑いといえば落語、元日の夜に録画しておいたNHK教育「日本の話芸」を視る。霞ヶ関イイノホールでの新春落語会の総集編のようだが5時間もある。残念なことに関西では常設の寄席がない、前売りのチケットをわざわざ手配してホール落語というのもおっくうだし、なにより演者の表情が見づらい。手頃なスペースのスポット寄席はたいてい夜中だ、それでテレビオンリーになってしまう。
 さて録画のほう、とても5時間通してみられず半分ほどみる。林家木久蔵が演じる師匠(林家彦六)の物真似が面白かった。“師匠、餅ってなんでこんなにカビが生えるんでしょうね”“そりゃおまいさん、早く食わねえからだよ”こんなのテキストでは面白さは伝わらないだろうな。ああナマでみたいもんだとしばし嘆息。しかし「蛇含草」ってほんとシュールな噺だね。桂歌丸の「紙入れ」、マクラのバレ噺(艶笑噺)、きわどい語りだが思わぬNHKの許容範囲に変な感心をしてしまった。
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by chaotzu | 2005-01-03 23:59 | 身辺雑記
2005年 01月 01日

2005年はじまる

◆いつものことだが年末年始は本もなかなか読めないしビデオも観られない。子供が帰ってくるせいかもしれぬが、それでとくに忙しいということもない。なんとなく気分が落ち着かないのだろう。離散家族が久々に集うといっても実際は淡々たるものである。まあみんな健康なのでそれでよし。
 夜、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート、NHKBSの中継を視る。指揮者はロリン・マゼール、恒例のラデッキー行進曲はなかった。インド洋大地震の惨禍をみれば観客もパチパチ拍手で参加するこの曲はさすがにやり難いかもしれない。避寒に行ったヨーロッパ人が多数犠牲になっているらしい。とくに人口900万人のスウェーデンなんかは犠牲者1千人の見込みというからすさまじいものがある。
b0036803_11322854.jpg◆一日バックして昨夜の紅白は、お目当ての「マツケンサンバⅡ」だけ。とにかく災害の1年だったから、これぐらいド派手に演らんとね(観客参加の「ラデッキー行進曲」とはまた違う)。病気で余命宣告された後、はじめて瞠目したのがこのパフォーマンスだった。松平健のえらいのは、照れもせずに10年来堂々と続けてきたこと、さすがプロというか。金ラメ入りの着流しで鬘をかぶってサンバなんて、そりゃはじめはゲテモノ扱いで、お客もひいただろう(笑)。何ごとも継続は力なり。
 たまたまその前の波田陽区もみたが、「紅白の勝ち負けなんて誰も気にしちゃいませんから」いや、まったくその通りで思わず笑う、この人の芸で初めて笑った(苦笑)。洒落に流せる度量があればNHKもまだ捨てたものじゃないのだが。
◆さて、このブログも続けられるかぎりがんばろう、マツケンさまを見習って。
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by chaotzu | 2005-01-01 23:59 | 身辺雑記
2004年 12月 29日

年賀状どうにか完了

◆年賀状やっとこさ完了、どうしても“おめでとうございます”に抵抗があった。インド洋の大地震もあったしなおさらである。したがって“謹賀新年”のみとし、他は近況報告を若干。やれやれ。もうパソコンの助けがないと無理です。
◆お昼、テレビ朝日の拉致問題徹底激論SPとかをうっかり見てしまい、地雷を踏んだ気分。拉致問題の解決と戦前の植民地統治の贖罪清算とをリンクさせる在日の人の意見があってうんざりする。過去の歴史に目を背ける考えは毛頭なく、それはそれで直視せねばならないが、かつて半世紀以上の昔に日本人の一部が悪いことをしたからといって、中学生の横田めぐみさんをさらうことに何の関係があるのだろうか。なにより拉致は現在進行中の犯罪であって、まずはその原状回復が先である。かつて日本人の一部が非道なことをしたのは事実であろうが、戦後の日本人は逆に理不尽なめに遭わされている。いまも駅前の一等地にパチンコ店が多いのはなぜか、破綻した朝鮮系信用組合に対する資金援助額が預金量に比して何故突出して多いのか。被害者意識ばかり訴えていては、いつまでたっても相互理解に至らない。
b0036803_14591518.jpg◆【読書】「死への祈り」ローレンス・ブロック 田口俊樹訳 二見書房
 元アル中探偵マット・スカダーの15作目。なんとスカダーも61歳、生活もすっかり安定し、愛妻とコンサート巡りの日々、若き相棒のTJも大学生に成長している。作中では先妻が亡くなったり、息子の金銭トラブルも描かれる。これじゃもうミステリじゃないね。犯人側の三人称視点も導入するなど工夫はしているが、正直云って出来はもうひとつ。結末も中途半端で続編の可能性はあるが、いよいよこのシリーズも終わり近い予感ひしひし。
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by chaotzu | 2004-12-29 23:59 | 身辺雑記
2004年 12月 26日

やっとルミナリエに行く

◆神戸ルミナリエ、最終日になってやっと行ってきた。もっともメインのストリートはとても通行できず、ゴール地点の東遊園地会場をちょっと覗いたという程度である。それにしても露店が多い、多すぎる、はじめの頃はそんなになかったぞ(怒)。年々増えているじゃないか。フランクフルトにたこ焼き、焼きそば…、見物客の食べ歩きに食い散らかしの散乱、そしてやたらと多いルミナリエ宝くじ、加えて喧騒な警備で厳かで静粛な雰囲気は微塵もないよ(苦笑)。行くのなら、平日の夜9時以降10時までの1時間が見物客も少なくなって静謐な雰囲気にひたれるのだが、帰りが遅くなってしまうしね。b0036803_23232626.jpg
 それにしても、明石の花火事故裁判で雑踏警備がものものしくなっているのに、通路を露店で狭めてわざわざ人間を歩きにくくしているのはどうなんだろう。露店を許可するにしても会場とは一線を画した場所にするべきじゃないのか。こんなありさまでは、後発の東京ミレナリオがいずれ本家になるだろう。過去のしがらみがいろいろあるのだろうが、神戸市の負の遺産のひとつかな。
 
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by chaotzu | 2004-12-26 23:24 | 身辺雑記
2004年 12月 25日

図書館にお願い

◆新本を読み終えるとたいてい図書館に寄贈しているが、だいたいそっけない対応である。たしかに市民から不用本の持込がたくさんあるようで、とくだん有難いものでないことは理解できるし、なかにはゴミ同然の汚い本も混じっているから館員も迷惑なんだろうなと思う。それで「どう処分されようが文句ありません」旨のサインを求められる。まあ、ここまではいい。それにしてもぼろぼろの汚い蔵書が多すぎるのである。背は破れている、落丁はある、小口はまっくろなんて本を平気でならべている。ブックオフの105円本のほうがよほどきれいである(苦笑)。新刊本は予約がいっぱいで、ほとんど目にかからず。平日行けない勤め人には縁遠い。だから、借り出すのは旧い本専門である。それはまあいいとして、とにかく汚れた本が目につくのである。きょうもきょうとて年末年始用の読書本を探索に行ったものの、借りたい本はろくになかった。
 貸出本が汚れていくのは当然のことであるから、市民からの寄贈本等で蔵書を逐次入替えしていけばいいと思うのだが、いったいその辺の努力をどの程度払っているのだろうか。このほか、書籍の分類も間違えていることがあり、本に対する愛情があまり感じられないといったら言い過ぎかな。一般市民と接触することが多い部署であり、適当な人事異動の一環でやる気のない公務員が配置されていたりしたら困るんですが。
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by chaotzu | 2004-12-25 23:59 | 身辺雑記
2004年 12月 07日

香港から宝くじの優先手続きたる

◆香港から重要書類在中という差出人不明の国際郵便がくる。開封すると「賞金総額13億7千2百万円」「優先手続き」「重要」「無料ボーナス」などの惹句を満載した案内である。当方の住所氏名までちゃんと刷り込んでいる。1口2千円のナンバーくじの勧誘らしい。差出人はLPS(ロッテリー・プレイヤーズサービス)というところであるが、住所もなにも書いておらず申し込み先は香港の私書箱である。もうみえみえのダマシ(笑)。小口詐欺だから可愛いものだが、こんな手口にひっかかる人もいるんだろうな。気になるのは住所氏名の情報をどこから入手したのかということ、何かの名簿を横流ししたんだろうが、おそらく日本人も関係しているだろう。
 オレオレ詐欺といい義援金詐欺といい、最近は悪い奴も知恵をしぼってあの手この手である。せめてその半分の情熱でも真面目なことに注げば、成功の確率は高いだろうにもったいないことだ。
b0036803_972122.jpg◆【ビデオ】「ミニミニ大作戦」1969年アメリカ映画
 マイケル・ケインがこんどは饒舌な泥棒役。見所はカー・チェイス、イタリア・トリノの街をミニクーパーが疾走する。階段に屋根の上、川の浅瀬に下水道のなか、当時のことだからCGなしの実写で理屈ぬきに面白い。不満はラストシーン、あそこで終わりはないだろう。原題は「イタリアン・ジョブ」、そのままでもいいのに、B級映画の烙印を押すかのようなとほほな邦題をつけられた。そのせいかたいしてヒットした憶えはない。2003年にリメイクされたが、なぜか踏襲している。
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by chaotzu | 2004-12-07 23:59 | 身辺雑記
2004年 12月 05日

SF商法がやってきた

◆近所のマンションの一階に健康食品の店がオープンした。開店当初からしょうゆやはちみつなどの大安売り(タイム・セール)を宣伝しているが、怪しげな雰囲気ぷんぷんである。店構えのわりに品揃えが少なすぎる。通行人の目にとまるのは薄っぺらい陳列棚であるが、まるで店内を目隠ししているようだ。それと、いすに行儀よく腰かけた大勢のじいさんばあさんが店の人間からなにか説明を受けているのをしばし目にする。タイム・セール目当てに集まった客だろうが、出口には店員がはりついており、途中で逃げ出さないか見張っているみたいである。
 これって、かたちを変えた「催眠商法」または「SF商法」じゃないのか。安物商品のばらまきでせっせと撒き餌をして、あとで健康ふとんなんかの高額商品を売りつけて撤収する詐欺まがいの汚い商売である。お年寄りが被害にあってからでは遅い。管理組合の投書箱に投げ込みすることにした。
◆【DVD】「パーマーの危機脱出」1966年アメリカ映画
 まるで脈絡のない映画の趣向、我ながらポリシーがない。原作はレン・ディトンの「ベルリンの葬送」であるが映画タイトルはまるで芸のないものになった。007に張りあうつもりだったんだろうが、007は大人の漫画、こちらは屈折したサラリーマンスパイもので、スパイ映画といってもまるで別物である。地味ながらマイケル・ケインのとぼけた味が面白い。
b0036803_19153174.jpg◆【ビデオ】「チザム」1970年アメリカ映画
 勧善懲悪の典型というか、悪い奴はいくら努力してもジョン・ウェインにはかなわないという映画。黒幕ボスは保安官を買収し、馬泥棒を雇うわ再就職を餌に駐留軍の隊長も抱きこむ、そして知事まで懐柔にかかるなど、それこそ不眠不休で、大牧場主ジョン・ウェインの領地侵略に取り組むが、最後はバッサリと成敗される。「脅かしで云ってるんじゃない、本気で云ってるんだ」「金や銀はないが、鉛(=銃弾)はあるぜ」、ジョンおじさんのセリフもきまっている。面白いのでついつい夜更かししてしまった。主人公とインディアン元酋長との友情も描かれるなど一味ちがうウェイン西部劇。
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by chaotzu | 2004-12-05 23:59 | 身辺雑記
2004年 12月 02日

究極の人生「勝ち組」

◆朝の駅のホーム、ハイキングや軽登山スタイルのお年よりグループをよくみかける。じいさんばあさん混合で老人というのが失礼と思うほど元気である。それもうるさいぐらい、そこらのサラリーマンのほうがよほどくたびれている(笑)。
 「勝ち組」「負け組」という分類はあまり好きではないが、結局のところ、こういう方々が前者の「勝ち組」なんだろうなと思う。体力があって、そこそこの経済的基盤があるということ。もちろん体力のほうが優先だ。お金がいくらあっても、体が不自由ではどうにもならない。逆にお金がなくとも愉しめるやり方はいくらでもある。残念ながら、小生は負け組みのようだ。それも体力も金もないほうの(泣)。
◆また紅白ネタで恐縮だが安部なつみが「盗作」問題で出場辞退するそう。本人が書いたわけではないのにその責任をとるという潔ぎよさ、みんな知ってるって(爆笑)。まあ、紅白ってその程度のもんなんだろうな。b0036803_21203849.jpg
◆【ビデオ】カオス・シチリア物語 1985年イタリア映画
 この頃、ビデオづいている。衛星放送の録画がかなり溜まっているのだ。見だしたらけっこうつづく。これもだいぶ前の録画、タビアーニ兄弟の映画はこれまで全てビデオ鑑賞であるが、これは映画館でみるべき作品だった。原題「カオス」のとおり、どーもよく分からん映画、ビデオがそれを助長している。羊飼いに鈴をつけられた烏が案内する連作4話とエピローグ。各寓話のテーマはなんだろう、土着民のたくましさかあるいは悲哀か。最後にやっと出てきた碧い海にはっとすること。
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by chaotzu | 2004-12-02 23:59 | 身辺雑記
2004年 11月 30日

ブロックに脱帽

◆病院に行く日、きょうから新しい飲み薬タイプの抗がん剤を処方してもらう。一種の毒みたいなもんだから副作用はある。下痢等の消化器障害と骨髄抑制だ。しかも自分のガンに適応するかどうかも分からない。それでも副作用覚悟でチャレンジするしかない。それより薬局での自己負担は5万円近くなったことのほうがよほどこたえた(苦笑)。
◆【読書】「慈悲深い死」 ローレンス・ブロック著 田口俊樹訳 二見文庫
 マシュウ・スカダーもの第7作、スカダーは酒断ちしており、朋友ミック・バルーとの出会いなどシリーズのターニング・ポイントとなった作品。ミステリとしても一級品である。以下ネタバレ注

 「自殺」した禁酒仲間を悼んで刑事に訊ねるスカダー「彼の人生は負け犬の人生だった。しかし、それでも素面でいることだけは最後までやり遂げられたのかどうか、私はそれが知りたいんだよ。」ここ、泣かせます。しかし、これが物語の伏線になってくるとは、二重にやられました。b0036803_20294082.jpg
◆【ビデオ】「さよなら子供たち」1987年フランス映画
 ルイ・マル監督の静かなる反戦映画。劇中のチャップリン映画、タイトルはなんだろう。しかし、ナチスってのはユダヤ人摘発で寄宿学校まで捜索するからえげつない。そのユダヤ人がいまパレスチナでナチスと同じことをしているし、アメリカをけしかけてイラクで無理無体をやらせている。
◆おまけ:清原巨人残留ニュース、アンチ巨人の方には朗報だろう。堀内監督も気骨がないというか情けないの一語。もうどうでもいっか。
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by chaotzu | 2004-11-30 20:47 | 身辺雑記
2004年 11月 04日

ローマ字入力が嫌いな100の理由

◆日本語ワープロのかな入力歴が20年以上というか、もう年金モノである。NECの文豪をはじめ東芝のルポ、キャノンの書院などワープロ専用機が出回りだした頃~いま思えばちゃちな性能であったが~は、まだローマ字入力と並立していた。まあ「二大入力方式」と呼べる時代があった。いや富士通の親指シフトもあったから、「三大入力方式」か(いったい、なんじゃ、それ)。いまはローマ字入力が主流というかすっかりデフォルトみたいになっている。はっきり申し上げて不満である。「あれ、かな入力なんですか(笑)」って、毎度奇異に見られる時代になるなんて、ついぞ思わなかったよ。そのうち白眼視されるかもしれない。もうほっといてくれや、ほんま。b0036803_21301970.jpg
◆だいたい、訓令式のローマ字ってなんかへんじゃないか。そもそも街中でみられるのはヘボン(=ヘプバーン)式の表示だしね。「ざ、じ、ず、ぜ、ぞ」が「za、zi、zu、ze、zo」なんて、わたし的にはちょっと耐え難いものがあるぞ。ダサいし、英語の勉強にもならん。実際足をひっぱっていると思う。それに日本語の文章を綴るのに、いったんローマ字に変換するというのも無駄なことだ。入力スピードが速い、ブラインド・タッチが出来るなんていっても、スビード上げて文章が達者になるもんでない。スピードならばかな入力のほうが相当速いぞ。たいてい一発で打てるしね。
……以下えんえんとローマ字入力の不合理さを訴える声がつづく。
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by chaotzu | 2004-11-04 21:33 | 身辺雑記