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マイ・ラスト・ソング

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2005年 02月 14日

やったね、藍ちゃん

◆南アフリカでの第1回W杯女子ゴルフ、北田瑠衣(23歳)と宮里藍(19歳)の日本人コンビが、通算3アンダーで見事優勝、快哉である。とくに宮里選手は最終日67のベストスコアである。まだ高校卒業して一年目であるというのにびっくりだ。女子プロゴルフは「お嬢さん芸」の延長みたいにみられたところがあって、一時人気低迷していたが、実力若手の出現で完全に盛り返している。(ローラ・ボーもまた懐かしいけど、それはそれ)やったね、藍ちゃん_b0036803_2243323.jpg
◆かつて、男子プロの尾崎将司が日本国内では無敵であるのに、海外試合ではさっぱりで内弁慶と云われたことがあった。同選手はいつも取り巻きを引き連れた「ジャンボ軍団」の大将格で豪傑イメージが売りであったが、海外ではほんとに弱かった。
 こう云ってはなんだが、仲良し仲間と群れたがる選手ほど肝心の勝負時に弱い傾向があるように思う。野球の世界では巨人の清原選手もよく似ている。
 突き放した云いかたをすれば、クラブ活動の延長線上で職業野球をやっているようにみえてしまうのだ。この点、メジャーに行ったイチローや松井選手は大違いである。いわば個を確立しているかどうかの違いではないのか。そういう点では藍ちゃんは受け答えもしっかりしておりたいしたものである。
◆土曜日の朝日朝刊、横峯さくら選手が父親への思いを語る記事も感動ものだった。うんと若い時分から半端な気持ちで取り組んでいないのである。性根がすわっているというか卓球の福原愛ちゃんもそうだ、惜しくも準優勝で終わったが、勝負師的な厳しい表情を垣間見せるときがある。クラブ活動とか体育会のスポーツにはみられない必死さであって、自分にはこれしかないんだの一途さがあらわれているようだ。
 それはそうと、北田瑠衣選手のインタビューもきちんと放送するべきだと思う。コンピで優勝したというのにちょっとかわいそうだ。二日目のチップ・インなかりせばじゃないのか。
◆別のはなし。昨夜のサンデースポーツ、元ボクサー東洋チャンピオンのカシアス内藤(55歳)に関する話題にも感じるものがあった。新進気鋭で一時はかなり期待されたボクサーであった。リング名のカシアスの由来はカシアス・クレイ(=モハメド・アリ)といってももう旧いはなしか。昨夜は念願のジムを横浜石川町でとうとう開業したというはなし。ところが当人は咽頭ガンに侵されているらしい。なんということだろう。

by chaotzu | 2005-02-14 22:59 | 時事


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